秀明太鼓とは
日本では古来より、神や仏に対し、人々にとって価値のある物を供え物として
捧げる奉納を行ってきました。
奉納されるものは必ずしも食物や酒、金銭や宝物といった物に限らず、神楽や謡曲、
踊り、神輿などの練りといった行為で芸を奉納する奉納演芸も盛んに行われてきました。
秀明太鼓もまた、神に捧げる太鼓に端を発しています。
秀明太鼓の母体である神慈秀明会が創立して間もないころより、神に祈りを捧げる祭典に於いて、
太鼓が取り入れられました。そこで叩かれる太鼓は「みことのり」と呼ばれ、その音色は
崇高かつ清らかで、祈りを捧げる人々と神との架け橋となり、両者を繋ぐ役割を果たします。
それが秀明太鼓が祈りの太鼓である由縁であり、
「感応道交」という言葉で表現される秀明太鼓の原点でもあります。
秀明太鼓は1985年に結成され、当時のメンバーは世界的なプロ太鼓グループ鬼太鼓座で修業しました。
現在は横笛の第一人者である藤舎名生氏に師事、秀明太鼓のオリジナル曲は氏の作曲によるものであります。
秀明太鼓は、真の世界平和「真善美の世界」の創造を目的として、高い精神性と芸術性の境地を目指しており、
メンバーは、日々心身の鍛錬と人格の向上に努め、自然を愛する心、世界平和を祈る心を培っています。
太鼓を叩いて「世界平和の心」を伝えたい、それが演奏者の願いであります。祈りが音になって、
人種、国籍、宗教を越えて広がっていく。秀明太鼓の響きの中に、何か違う響きを感じていただけましたら、
それは演奏者の祈りが皆様の琴線に触れたのだと、私たちは信じます。
秀明太鼓とは
日本では古来より、神や仏に対し、人々にとって価値のある物を供え物として
捧げる奉納を行ってきました。
奉納されるものは必ずしも食物や酒、金銭や宝物といった物に限らず、
神楽や謡曲、踊り、神輿などの練りといった行為で芸を奉納する奉納演芸も
盛んに行われてきました。
秀明太鼓もまた、神に捧げる太鼓に端を発しています。
秀明太鼓の母体である神慈秀明会が創立して間もないころより、
神に祈りを捧げる祭典に於いて、
太鼓が取り入れられました。そこで叩かれる太鼓は「みことのり」と呼ばれ、
その音色は崇高かつ清らかで、祈りを捧げる人々と神との架け橋となり、
両者を繋ぐ役割を果たします。
それが秀明太鼓が祈りの太鼓である由縁であり、
「感応道交」という言葉で表現される秀明太鼓の原点でもあります。
秀明太鼓は1985年に結成され、当時のメンバーは世界的なプロ太鼓グループ
鬼太鼓座で修業しました。
現在は横笛の第一人者である藤舎名生氏に師事、
秀明太鼓のオリジナル曲は氏の作曲によるものであります。
秀明太鼓は、真の世界平和「真善美の世界」の創造を目的として、
高い精神性と芸術性の境地を目指しており、
メンバーは、日々心身の鍛錬と人格の向上に努め、自然を愛する心、
世界平和を祈る心を培っています。
太鼓を叩いて「世界平和の心」を伝えたい、それが演奏者の願いであります。
祈りが音になって、
人種、国籍、宗教を越えて広がっていく。秀明太鼓の響きの中に、
何か違う響きを感じていただけましたら、
それは演奏者の祈りが皆様の琴線に触れたのだと、私たちは信じます。
秀明太鼓の主な経歴 | |
---|---|
1985年3月 |
秀明太鼓設立 |
1990年7月 |
京都御室仁和寺夏調べ(京都テレビ) 共演:中村雁次郎 日野皓正 藤舎名生 |
1993年5月 |
藤舎名生襲名披露公演(京都南座) |
1995年11月 |
国連50周年記念集会にてオープニング演奏「平和の響き」 |
1996年6月 |
アメリカ・ニューヨーク公演(メトロポリタン美術館) |
9月 |
NHK衛星第2「音巡礼奥の細道」出演 |
11月 |
アメリカ・ロサンゼルス公演 |
1999年10月 |
NHK衛星第2「滝のシンフォニー」出演 |
1999年12月 |
万国宗教会議 /「世界聖なる音楽祭」にて演奏 (南アフリカ・ケープタウン) |
2000年8月 |
世界平和サミットにて演奏(ニューヨーク国連本部) |
2002年10月 |
ヨーロッパツアー |
2004年2月 |
ポール・ウインター・コンソートとのジョイントコンサート |
6・7月 |
万国宗教会議にて演奏 ヨーロッパツアー(ドイツ / イタリア / オーストリア / スペイン) |
9月 |
パンアジアユースリーダーシップサミットにて演奏 |
2005年4月 |
愛知万博(愛・地球博)EXPO参加催事にて演奏 |
2007年11月 |
MIHO MUSEUM 10周年記念芸術祭にて演奏(京都南座) |
2016年9月 |
熊本復興支援コンサート(八千代座) |
2017年8月 |
岩手大槌町復興支援コンサート(大槌町役場庁舎) |
1990年〜2019年 |
国内コンサートツアー |
2020年9月 |
長野復興支援コンサート(長野市東部文化ホール) |
秀明太鼓の主な経歴 | |
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1985年3月 秀明太鼓設立 |
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1990年7月
京都御室仁和寺夏調べ(京都テレビ) 共演:中村雁次郎 日野皓正 藤舎名生 |
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1993年5月 藤舎名生襲名披露公演(京都南座) |
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1995年11月 国連周年記念集会にてオープニング演奏「平和の響き」 |
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1996年6月 アメリカ・ニューヨーク公演(メトロポリタン美術館) |
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9月 NHK衛星第「音巡礼奥の細道」出演 |
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11月 アメリカ・ロサンゼルス公演 |
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1999年10月 NHK衛星第2「滝のシンフォニー」出演 |
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1999年12月 万国宗教会議/「世界聖なる音楽祭」にて演奏(南アフリカ・ケープタウン) |
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2000年8月 世界平和サミットにて演奏(ニューヨーク国連本部) |
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2002年10月 ヨーロッパツアー (ドイツ /オーストリアスイス・ジュネー「国連欧州本部」) |
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2004年2月 ポール・ウインター・コンソートとのジョイントコンサート |
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6・7月 万国宗教会議にて演奏ヨーロッパツアー (ドイツ/ イタリア/オーストリア/スペイン) |
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9月 パンアジアユースリーダーシップサミットにて演奏 (広島原爆資料館ホール) |
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2005年4月愛知万博(愛・地球博)参加催事にて演奏 | |
2007年11月 MIHO MUSEUM 10周年記念芸術祭にて演奏(京都南座) |
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2016年9月 熊本復興支援コンサート(八千代座) |
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2017年8月 岩手大槌町復興支援コンサート(大槌町役場庁舎) |
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1990年〜2019年国内コンサートツアー | |
2020年9月 長野復興支援コンサート(長野市東部文化ホール) |
インタビュー
秀明太鼓の指導をするようになったのが1988年ですから、早いものでもう20年以上の歳月が流れました。
今までは自然との対話というものをテーマに、秀明太鼓オリジナルの独特のリズム、メロディーの曲を作ってきましたが、最近は人間の心理を表した曲というものに入ってきました。その信念、根底にあるものは、人間と宇宙、そして自然の三つが合体した、宇宙の真理的なもの。人間は宇宙の生き物、地球も宇宙の中の1つ。そういうものを表現したいと思っています。
最近では能楽の太鼓、笛、掛け声を取り入れて、日本伝統の心と精神、「間」を大切にした曲にしたいと考え、私が常に演奏している古典の手法を、太鼓と笛に織り込んで作曲に当たっております。 秀明太鼓は今後、「太鼓のオーケストラ」というものを目指して、精神的に高めていきたいと思っております。
1941年藤舎流笛家元故藤舎秀蓬を父として東京に生まれる。1957年東京NHK邦楽技能者育成会第6期に入学。同じくして伯父四世藤舎流家元故藤舎呂 船師の内弟子となる。1989年藤舎名生を襲名。現在弟子育成の指導、京都芸妓の笛指導に携わる。一方で日野皓正、山下洋輔、服部克久、神津義之各氏らと 競演し、歌舞伎、舞踊、ジャズ、クラシックな幅広く音楽活動をしている。芸術祭奨励賞、松尾芸能賞優秀賞、2019年重要無形文化財(人間国宝)認定、他受賞多数。
太古の昔から、日本の大和言葉には言霊(ことだま)といって不思議な霊力が宿っています。その言霊の力と共に、音の力 ― 音霊(おとだま) というものは、我々の見えない魂に影響するわけです。水には水の神が宿り、土にも土の神が宿り、見えるものすべてに神々が宿っています。そしてそれに感謝と祈りをささげてきた我々の祖先。そういった太古の心を呼び起こさないといけません。それには音霊の力も必要です。秀明太鼓は音霊の力で人々の魂にいろいろな見えないものを訴えていく、そういう力があると思っています。
毎日毎日大変な稽古を積み重ねておられるということを聞いていますが、それはすなわち稽古という修行によって、自分の内なる御魂を磨いていることになるんですね。内なる魂がどんどん昇華して神様に近づいていくことによって、いい音の力を出すことができると思います。それによって人々の魂に感動を与えていく。そのように奏者の方々はよりいっそう稽古に励んでいただきたいと思います。
そして見えないものを感じさせ、見えないものに対して感謝と祈りをささげていくことによって見えるものと見えないもののバランスが取れる世界になっていくのではないでしょうか。この秀明太鼓によってバランスが整い、そして日本が精神的な国に復活して、世界が平和につながっていくと大いに期待しております。
昭和35年 出雲大社にて神職の資格を取得
昭和39年 春日大社に奉職
雅楽を通じて中国、フィリピン、アメリカ、インド、オランダ、等で公演。
大蔵流狂言を通じて度々薪能に出演。
昭和54年 昭和天皇皇后両陛下御親拝に際し、和舞を御上覧
平成9年 春日大社権宮司に就任
平成18年 同社定年退職 白屋八幡神社 宮司就任
平成21年 枚岡神社 宮司就任
ニューヨークの知り合いの司祭が、今私の大聖堂に日本の演奏者が来ているからいらっしゃいと声をかけてくれたのが私と秀明太鼓の初めての出会いでした。
その一年後に私たちのメンバーと秀明太鼓のメンバーが共にペンシルバニアのリーハイ大学でのコンサートの演奏のために招かれ、再び出会う機会が訪れました。
そのリハーサルで彼らの演奏を初めて耳にした時は本当に驚嘆しました。それまで聞いたことのない最も力強い太鼓の演奏だったからです。その時、私のグループと彼らのグループと演奏者同士お互いに共感できる心のつながりを強く感じました。
その後も幾度かの共演を経て、現在のわれわれの関係があります。
秀明のみなさんが心から大切に考えられている“自然と美”の世界は音楽を追求する私たちと相通じるテーマだと感じています。
アメリカ・ペンシルバニア州出身。ノースウェスタン大学在学中に結成したジャズ・セクステットがジョン・ハモンに認められコロンビア・レコードと契約、ケネディ大統領に招かれてホワイトハウスで演奏した最初のジャズグループとなる。1968年に初めてザトウクジラの歌を聞いて大きな衝撃を受け、自分の音楽に自然界の音を積極的に取り入れるようになる。音楽業界最高の栄誉とされるグラミー賞を6度受賞しているほか、国際的な賞を数多く受賞している。
秀明太鼓を例えるなら鞍馬
太鼓演奏を器械体操に例えていうと、秀明太鼓は鞍馬競技、一般の和太鼓グループは鉄棒競技だと言える。鉄棒は両手を放して飛び越えたり、クルクル回転したりと、大胆な演技が人目をひき、華麗な技の難易度が競われる。鞍馬はを手でしっかり持ち、時計の振り子が正しく時を刻むように体を動かす。一見地味ではあるが非常に難しい技だ。和太鼓で、オーバーなアクションのグループはたくさんある。秀明太鼓は鞍馬の動きのように力強く均一に音をたたき続けてゆく。
秀明太鼓は太鼓と演奏者のわずかな距離の間に気力・気合・掛け声を高めたたき続けていく、まさしく太鼓と自分との闘いだ。また一般の太鼓は大衆から発生した太鼓。秀明太鼓はやはり神事に通じる太鼓。 さらに言えば、メンバー全員が全力で太鼓をたたき続けたあと、笛を吹けるグループは日本広しといえども、秀明太鼓だけだと思う。
石川県白山市で和太鼓の製造・販売に従事する浅野太鼓楽器店は、江戸時代初期の慶長十四年、加賀藩の招請を受けた播磨の国の太鼓師・左衛門五郎が、石川村福富(現在の白山市福留町)にて創業。
創業時より受け継いだ伝統の技を継承しつつ、つねに新しい求めに対応した知識と技術の研摩を重ねている。
2024年コンサートスケジュール
日時:7月14日(日)
会場:久留米シティプラザ ザ・グランドホール
所在地:福岡県久留米市六ツ門町8-1
アクセス:
○JR久留米駅から
路線バス約10分 タクシー約7分 徒歩約20分
○西鉄久留米駅から
タクシー約4分 路線バス約5分 徒歩約10分
○久留米I.C.から
自動車で約15分
開場時間:13時
開演時間:14時
地図:
日時:7月21日(日)
会場:守山市民ホール 大ホール
所在地:滋賀県守山市三宅町125
アクセス:
○守山駅西口乗り場より
「杉江循環線」もしくは「守山市民ホール行き」にご乗車、
「守山市民ホール前」にて下車。(徒歩約30分 バス約7~18分)
○名神高速道路「栗東I.C」から
守山方面に進行、国道8号線に入り、点滅を含む2つ目の信号
「宅屋交差点」を左折、約3.8km進んだ「金森町西交差点」を右折
後、約1km先左手
開場時間:12時
開演時間:13時
地図:
日時:8月11日(日)
会場:栃木県総合文化センター メインホール
所在地:栃木県宇都宮市本町1-8
アクセス:
○JR宇都宮線
JR宇都宮駅(西口)下車 バスで「県庁前」下車 徒歩で約3分
または タクシーで約5分
○東武宇都宮線
東武宇都宮駅下車 徒歩で約10分
○バス
「県庁前」「東武駅前」停留所下車 徒歩で約3分
(関東バス)作新学院、戸祭、江曽島行きなど
(JRバス関東)作新学院、駒生行き
開場時間:14時
開演時間:15時
地図:
日時:8月18日(日)
会場:グランシップ 中ホール 大地
所在地:静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号
アクセス:
○JR「東静岡駅」南口(JR「静岡駅」から1駅 約3分)から自動車約2分 徒歩約5分
○静岡鉄道をご利用の場合
「長沼駅」下車 (新静岡駅から約7分/新清水駅から約14分)
JR東静岡駅コンコース通過、南口出口まで徒歩約7分 メインエントランスまで徒歩約5分
開場時間:17時
開演時間:18時
地図:
日時:8月25日(日)
会場:アルモニーサンク北九州ソレイユホール 大ホール
所在地:福岡県北九州市小倉北区大手町12-3
アクセス:
○JR「小倉駅」(新幹線・在来線)
タクシー 約10分
路線バス 約10分 『ソレイユホール・ムーブ前』下車
○JR「西小倉駅」(在来線)
徒歩 約15分
路線バス 約5分 『ソレイユホール・ムーブ前』下車
○福岡方面から
高速バス いとうづ号 『ソレイユホール・ムーブ前』下車
開場時間:13時
開演時間:14時
地図:
「地球自然の詩」
祈りの鼓動を世界へ
秀明太鼓の根底にある精神は、自然を尊び、自然に学ぶ感謝の心。
無心になって叩く太鼓の響きは、言葉、習慣、人種、そして宗教の違いを超えてあらゆる人々の琴線に触れると信じています。
人が音となり音が人となる時、奏者と聞き手の距離感は無く、そこに清らかなエネルギーが現出します。世界の平和の為に太鼓を通じて心合わせをする事。それが秀明太鼓の願いです。
フォトギャラリー
東北復興支援コンサート
感応道交
祈りを捧げる人々と神との架け橋となり、両者を繋ぐ役割を果たします。
祈りの鼓動を世界へ
秀明太鼓は日々心身の鍛錬と人格の向上に務め、自然を愛する心、世界平和を祈る心を培っています。
神に捧げる太鼓
秀明太鼓は神に捧げる太鼓に端を発しています。秀明太鼓の響きの中に何か違う響きを感じていただけましたら、それは演奏者の祈りが皆様の琴線に触れたのだと私たちは信じます。